【証券アナリスト試験合格のメリット】就職・就職・キャリアアップに資格取得を生かす方法

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「証券アナリスト」の仕事を夢みて、アナリスト試験に挑戦している人も多いかと思いますが、残念ながらアナリストの資格(日本証券アナリスト協会検定会員)には、独占業務がありません。

簡単に言うと、アナリストの仕事は、医者や弁護士のように資格を持っていなければできない仕事ではないのです。

私も現役でアナリストの仕事をしていますが、マーケットの現場にはアナリスト資格を持っていない有名アナリストも多くいらっしゃいます。

すなわち、実務においては必須資格ではないのですが、それでも私は証券アナリスト資格を取得するメリットは大きいと考えています。

証券アナリスト資格を取得するメリット

スポンサーリンク

証券アナリストに必要な最低限の知識を学ぶことができる

証券アナリストの試験勉強の中では、アナリスト業務に必要な最低限の知識を学ぶことができます。

また、キャリアや知識が未熟な新米・若手アナリストにとっては、少なからず名刺に書かれた「アナリスト資格」という肩書けられることもあるはずです。

例えば、企業調査(IR取材)の時には、上場企業の社長や経営陣(役員)などお偉い方が対応してくれることが多いです。どんなに頑張って準備をしても経験など雲泥の差があるでしょう。

でも、経験不足・未熟だからこそアナリスト資格を通して「最低限の知識があること」「アナリスト業務への情熱」を伝えることができます。少なからず、実務現場において「アナリスト資格」が私をサポートしてくれることがありました。

学生の就職活動にアナリスト資格は有利か?

大学生などから「証券アナリストの資格は就職に有利ですか?」という質問を頻繁にお受けします。

まず、「アナリストなどの仕事をしたいという情熱を伝える」点では、資格を保有していることがメリットになると思います。

単に「アナリストになりたい!」というよりも、「アナリストの仕事がしたくて資格を取得しましたが、楽しくで夢中になりました。試験勉強を通して一層、アナリストの仕事がしたいと強く思うようになりました」とアピールすることができます!

ただ、そのアナリストの資格自体や知識を就職活動において評価してもらえるかどうかについては、私には分かりません。

何故ならアナリスト資格は、最低限の知識に過ぎないからです。

もしかすると金融分野での実務経験がない学生にとっては、証券アナリストの資格を取得するために多くの時間が必要になるかもしれません。

例えば、学生生活の大半を費やして勉強する必要があるかもしれません。

しかし、社会人になり実務と合わせて勉強すれば、帰りの電車+週末1日程度で、簡単に取得することができる資格です。

あくまで、個人的な意見としては、毎日1時間の勉強で取得できそうであれば、学生で取ることについてコスパは悪くないと思います。

ただ、必死に勉強しなければ取得できないのであれば、もっと人として根本的に成長できる経験を積むことの方が、総合的な人生にとって有利となる可能性もあります。

知識は簡単に学ぶことができますが、多くの経験を積み人格を形成するためには多くの時間や出会いが必要です。

アナリスト資格を取得するメリット(転職・キャリアアップ)

私は、新卒で営業として証券会社に入社しましたが、証券アナリストの資格を取り、会社と時間をかけて交渉した結果、営業からアナリストの業務に就くことができました。

➡️私が営業からアナリストを目指した志望理由

しかし、アナリストという仕事自体が専門性が高く大きくない市場であり、証券会社内において営業からアナリストへの異動・キャリアアップは、あまり多くありません。

例えば、医師などの専門家が、薬品分野のアナリストにキャリアチェンジする可能性は大いにあると思います。むしろ、求められている人材かもしれません。

しかし、営業員からアナリストとなるとハードルは低くないでしょう。

従って「アナリストがしたい!」と言ったところで、キャリアチェンジは、容易ではないように思います。

それでも、どうしてもアナリストの業務に就きたい場合、口先だけでなくアナリスト資格を取得して、交渉を続ける姿勢は重要であると思います。

また、そのほかにも資格を活かして社内でキャリアアップ・昇進した先輩の話、転職をしてキャリアチェンジした人の話を紹介していますので、ご覧ください。

➡️冴えない営業員が資格取得後にIRにキャリアチェンジした話

➡️高卒平社員が資格取得で課長に昇進した話

ネット情報ほどアナリスト資格の取得は難しくない




インターネットなどでは、「公認会計士や税理士に次ぐほどの難しい資格」という情報が多いですが、私の実感としては、思ったより簡単でした。

いくつかの理論を理解すれば、そこから展開していける内容が多いです。
帰りの電車+週末1日程度独学簡単に合格することができました。
このサイトでは、証券アナリストに独学合格するためののコツなどを紹介しています。
現役アナリストとして働く私が、実際に独学一発合格した時のリアルな体験談です。
 このサイトで紹介する合格するための方法論は、仕事など人生に生かせるものだと思います。

たまに「資格なんて取得しても意味がない」と言う人もいますが、合格すれば、いつでも捨てることができます。必要か必要でないかは、合格してから考えても良いのではないでしょうか?

未来の優秀なアナリストとなる人たちのお役に少しでも立てれば嬉しく思います。

➡️【完全版】証アナ独学簡単に合格できた方法を一挙公開

➡️テキスト3冊を完璧に仕上げれば1次に独学合格できます

スポンサーリンク
広告




広告




フォローする

スポンサーリンク
広告