「証券アナリスト1次2次の試験勉強に使用するテキスト問題集は中古品でも大丈夫ですか?」
という質問を頂いたので真面目にお答えします。
一度不合格になり新しいテキスト問題集を買い直すのかを検討しているのでしょうか。それとも節約のためにメルカリやネットオークションで中古品を購入しようと思っているのでしょうか。
私の答えは、
古いテキスト問題集でも独学合格できると思います。でも私はお金で解決できることは解決する主義でして、それに数千円×数冊であればそこまで高くないし、万が一不合格になった場合に後悔したくないので、私だったら新しいテキスト問題集を購入しますね。
中古品でも独学合格できる
証券アナリストの出題範囲は過去数年で大きく変わる分野ではないので、古いデキストでも合格することは十分に可能だと思います。
例えば、証券分析を思い出してみてください。債券単価の計算方法、デュレーションの計算方法、期待値の計算などなど、おそらく10年前も今も同じですよね。もっと言えば、ROEの計算、古典的な経済理論など、変わるはずがありません。
証券アナリスト試験の内容は、本当に基本的な理論、計算が中心ですので、時代によって変わる内容ではありません。
時事問題の対策などは多少必要になってくると思いますが、中古品のテキスト問題集で勉強しながら直近3年分くらいの過去問を完璧(9割)まで仕上げておけば、心配しなくても大丈夫だと思います。
少しでも不安がある人は新品を購入するべし
先ほど述べたように、古いテキスト問題集でも証券アナリスト試験に合格することはできると思います。
しかし、私だったら絶対に最新のテキスト問題集を購入します。
一番の理由は、万が一、本試験に不合格となった場合、後悔したくないからです。
やっぱり新しいテキストを購入すれば良かった・・そんな風に後悔したくないので。
私は、完璧主義で自信がないような性格なので(そんな性格でよく現役セルサイドアナリストなんかできるなってツッコミw)勉強しながらも「やっぱり新しいテキストを購入すれば良かったかな」って不安になりそうなので。
私のように完璧主義者だったり、ついつい不安になりがちな性格の人は、数千円×数冊で安心が買えると思って新しいものを購入することをオススメします。
結論
中古品でも「絶対このテキストで合格できる」って思える人はそれでヨシ!
少しでも不安になる人は最新版を購入するベシ!
以上、
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私が証券アナリスト試験勉強で使用したテキスト問題集は合計8冊
1次試験はテキスト3冊で合格できました。
このTACの証券アナリスト試験対策のシリーズは、まとめテキストと過去問題集の2冊セット×3科目で構成されていますが、過去問題集だけを完璧に仕上げれば合格できると思います。
2次試験はテキスト5冊で合格できました。
まずは科目ごとのこの3冊を7割まで仕上げます。その次に総まとめの過去問題集に取り組みましょう。
最終的には1次試験同様9割以上の完成度に仕上げましょう。
忘れてはいけないのが職業倫理を完璧にすることです。職業倫理はアナリスト協会の通信教育で送付されるテキストをやり込めば小学生でも満点が取れます。
こちらで分かりやすく解説していますので是非読んでください。
それと時事対策。私が証券アナリスト試験を受験した時は「アナリストのための経済白書」という本が発売されていて、時事問題対策に購入していたのですが、最近は発売されていないみたいで、最新のものが見つかりません。また、時事対策については改めて執筆しますね。
そのため、今2次試験対策に必要なテキストは紹介した4冊ということになります。
1次で3冊、2次で4冊、完璧に仕上げれば、証券アナリスト試験に合格できますよ!
不合格になってこのページにたどり着いたアナタ・・コチラの記事がオススメです。