私は、証券会社で働きながら、証券アナリスト試験、1次・2次試験ともに、独学で一発合格することができました。
仕事をしながら証券アナリスト試験に合格することができた私の1日の過ごし方や合格するまでの合計勉強時間、難易度についてお話しします。
効率的かつ効果的(なるべく楽して合格する!)がモットーです。
Contents
証券アナリスト試験に独学合格できた1日の過ごし方
仕事がある平日と仕事がない休日とにざっくりと分けて、お話していきます。
勉強時間をルーティンとして日常生活に組み込むことが、勉強のストレスを軽減するコツかなっと思います。
仕事がある平日の試験勉強
- 通勤(帰り道のみ)1時間
- 寝る前2時間
仕事がある日は、1日3時間、勉強することを目指しました。水曜日は勉強お休みの日にしたので、「1日3時間×4日(1日OFF)で週12時間程度です。
ただし、通勤・移動時間(電車に乗っているときだけでなく、歩いている時も勉強します!)を含めているので、実際に机に座って勉強している時間は、1日1時間程度でした。
具体的には・・
- 移動時間を無駄にしないため、職場を出た瞬間から録音オーディオを聞きます。
- 電車で座ることができれば、練習問題を数問解きます。
- 電車を降りて家まで歩く時間も無駄にしないようにしましょう。
- お風呂には暗記あるいは読書系の勉強を持ち込んでいました。
- 寝る前2時間程度は勉強をします。
- 進捗管理表を埋めることを目標に練習問題を集中して解いていきます。
- 最後に、オーディオに復習したいことを録音して、これを明日聞くようにしていました。
録音オーディオ
「録音オーディオ」とは、覚えるべきことを自分で録音した勉強用オーディオのことです。この録音オーディオは、録音する際のアウトプット+聞き続けることで記憶が定着するという、忙しいビジネスマンにはオススメの勉強方法ですよ!
興味のある人は是非読んでみてくださいね。
仕事がない週末の試験勉強
土日祝は、1日を以下のように3ブロックに分けます。
- 6:00~11:00
- 13:00~18:00
- 19:00~24:00
- 1次レベルの時は、土日で3ブロック(15時間)
- 2次レベルの時は、土日で5ブロック(25時間)
という風にスケジュールを組んでいました。
具体的には・・
- 週末の勉強始めは、平日に学んだことを復習します。
- 週末は、勉強の時間が十分に取れるので、がっつり集中して学習を進めます。
- 週末の勉強終わりは、週末に学んだことを復習して平日に再び復習できるようオーディオ録音等の準備をします。
アナリスト試験合格までにかかった勉強時間
ざっくり3ヶ月前から試験勉強を始めたとして、
- 1次レベルが、週27時間×12週間で324時間
- 2次レベルが、週37時間×12週間で444時間
合計768時間
思ったよりしっかり勉強していましたね。
試験当日には、「もうこれ以上、勉強することはない」と思えるまでに、学習を仕上げていました。もう早く試験を受けて、勉強から解放されたいと思えるまで、勉強をしていました。
証券アナリスト試験に独学合格できた具体的な方法については、次の記事で詳しく説明しています。
➡️最新【完全版】証券アナリスト資格に独学簡単に合格できた方法を一挙公開|必読記事
証券アナリスト試験勉強を習慣化する重要性
まずは、「ゴールから逆算」して勉強計画とスケジュールを組みました。
計画さえ立てることができれば、あとは立てた計画通りに学習を進めるだけです。
なるべく感情を捨てて、淡々と学習を進めていきます。日常生活に勉強時間を組み込み、ルーティン化することで、そんなに必死に勉強したという感覚はありませんでした。
仕事も勉強も追われると精神的にしんどくなりますよね。いつも、進捗目標の一歩先を進んで、余裕を持ってリラックスして学習を進めるように心がけていました。
毎日、水を飲むのと同じように、
勉強を行うルーティンを作ることが大切かもしれません。
良質な習慣、普通のレベルを上げる
何事においても
良質な習慣、普通のレベルを上げておくこと
が重要であると考えています。
勉強方法は復習を重視+αで新しい学び
余談ですが、繰り返すことで学習の定着率は向上します。
従って私の勉強法は、復習こそ最重要です。
- 新しく学んだことは、翌日に復習する
- 平日学んだことは、土曜日にもう一度復習する
- 週末に学んだことは平日に復習する
- 月末にはその一ヶ月で学んだことを復習する
- +α新しいことを学びます。
- 復習する量は定着するに従い、スピードが増すあるいは量が減っていきますので、
- 復習重視+α新しいところを進めていくほうが、効率的であると思います。
証券アナリストの難易度
証券アナリストに合格するまでに必要な勉強時間については、個人によって大きな差があると思います。例えば、簿記を勉強したことがある人や経済学部を卒業した人などにとって、財務あるいは経済分析は簡単だと思います。
ただ、証券アナリスト試験の合格率は1次・2次共に50%と結構高いですので、勉強すれば誰でも十分に合格することができる試験だと思います。(➡️証アナ1次の合格率)
文系や数学に苦手意識がある人でも(私でも)、合格できる試験ですので、諦めずに、挑戦してみてほしいなと思います。
➡️【文系でも余裕で合格】証券アナリスト試験の難易度について