公認会計士試験や税理士試験に次いで、比較的難易度が高いと言われる証券アナリスト試験ですが、中学・高校と最低限の基礎学力があれば十分に合格できる資格であると思われます。
難易度と一言で言っても、範囲が広いのか、専門性が高いのか、など様々な観点なあります。以下、なぜアナリスト試験が必要以上に難関と言われてしまうのか、ご説明します。
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【文系でも余裕で合格】証券アナリスト試験の難易度について
公認会計士試験は何故、超難関なのか?
私は公認会計士試験の勉強をしたこともありますが(短答式合格までで人生の大きな挫折の一つです)、公認会計士試験が超難関といわれる最大のポイントは、莫大な範囲にあると思います。
財務会計・管理会計・監査論・企業法とそれぞれかなり範囲が広いです。
特別に難しい計算はありませんが、インプットする量の多さが、難関と言われている大きな要因であるように思います。
論述試験に進むと、さらに租税法、選択科目として経営学・経済学・民法・統計学などから一科目合格しなければなりません。
とにかく広い範囲を高い精度で仕上げなければならないという点で超難関である認識しています。
アナリスト試験は、何故、比較的難易度が高いと言われるのか?
アナリスト試験について言えば、範囲はそんなに広くありません。
基本的な論理を理解すれば、展開できるような内容になっています。
アナリスト試験が難しいと言われる理由はただ一つ、
数学的計算が必要なことだけだと思います。
1次レベルのテキストを開けば、σ、Σ、√、など数学の記号が出てくることに、苦手意識を持つ人が多いだけだと思います。
でも、記号って長々書くのが面倒だから、記号を使っているだけなんですよね。
例えば、Σの記号
これ、kが1から4の合計は?という意味ですで、
=a1+a2+a3+a4なのですが、
a1+a2+a3+a4+a5+a6+・・・・・って書くと面倒だから、
Σという記号で分かりやすくした感じです。
(空気読めない=KY的な理解と同様です!)。
こうやって一つ一つ記号が何を示すのかさえ理解できれば、あとは簡単な数学の計算です。
さらにアナリスト試験では、関数電卓の使用が認められていますので、
本当に驚くほど簡単に計算ができます。
私は証券アナリスト協会が推奨使用していた金融電卓を使用しました
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証券アナリスト試験は文系でも余裕で合格できる
私も中学から高校まではほぼ文系の勉強をしてきました。
当時は特別数学が好きな訳でもなく、最低限、試験勉強をこなした程度の学習でしたが、数学の面で大きく苦戦した記憶はありません。
中学・高校の基礎学力がある人、あるいは数学を復習して学習を進めることができれば、ネット情報で言われるほど難しい試験ではないと思われます。
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