独学簡単に証券アナリスト2次レベル試験(201●年度)に合格することができたので、試験当日の経験談をお話します。
2次レベル試験は、試験時間が420分におよぶ論述試験なので、試験会場や雰囲気など気になりますよね。
Contents
では、早速!
証券アナリスト試験2次レベルは、国内では全国9ヶ所で行われます。
私は、試験開催エリアに住んでいたので、自宅から試験会場である大学に向かいました。大学に向かう途中のコンビニで昼食のお弁当と間食のチョコレートなどのお菓子を購入しました。
全国9ヶ所でしか試験が開催されませんので、地方からの宿泊組と見られる人も大勢いました。スーツケースを持って試験会場に向かう人もいました。
試験会場となる大学の前には、資格の学校であるTACや大原の講師陣が、生徒の激励を行なっていました。当然に独学組の私は、マイペースに大学に入り、試験会場に向かいました。
試験会場
机と椅子のショボさに驚き
あくまで、私が受験した大学の教室は、人生で初めてみたほどの、ショボい机と椅子でした。例えるなら、公立の小学校のバザーで使う折りたたみのテーブルのようなイメージです。
この大学では、他の試験を受験したことがあったのですが、一般的な範囲の受験環境(机と椅子)だったので、同じ大学で教室によってこんなにも設備が違うということに本当に驚きました。1次レベル試験の会場も良い受験会場だったのに。
予想だにしない教室に、試験開始前からテンションが下がったことを覚えています。(皆様が受験される会場については、どのような環境かは分かりませんが、私の時は、最悪の環境だったということだけ、知っておいてほしいです。)
本当に、前の人や横の人の答案が余裕で見える程度に狭かったのです。とても7時間の筆記試験を受ける環境ではないように思えました。試験が終わると、ひどい腰痛になりました。
受験者層
受験者のほとんどが男性でした。私が受験した会場では、女性は私一人でした。(女性トイレが空いていて良かったです)。
年齢層は、高めですが、30〜40代が多かったように思います。余談ですが、隣に座られた人は、420分の記述試験を鉛筆で受験されていました。鉛筆削りで何度も鉛筆を削っていました。
試験中トイレに離席した
私はお手洗いが近いので、210分210分、トイレに行きたくならないか、とても心配していました。事前に、「トイレ離席可能」であることは確認済みでしたが、小心者の私は、本当にトイレの不安が大きかったです。
結果は、試験中に手を上げて、試験官に「トイレに行きたい」と伝えてるだけでトイレに行くことができました。持ち物のチェックやトイレまでの付き添いなどもなく、「簡単にカンニングできる環境じゃん!」って思うほどでした。
ただ、カンニングして合格できる試験ではないことは、確かでしょう。
試験中のトイレの心配をしている人がいれば、大丈夫と伝えたいです。
お昼やすみ
午前中出来なさすぎて・・
人生初めての210分論述試験を終えた私は、空腹感より何より、午前中の答案に自信がなさすぎて、絶望していました。今、改めて考えると、いくつか理解できない問題があった程度なのですが、本当に落ち込みました。
午後の試験を放棄して逃げて帰ろうと考えながら、コンビニで購入した弁当をベンチで食べながら、メンター的存在の人に電話をしました。
彼は私の話を面倒くさそうに遮り「どーでもいいけど午後は受けろ」ガチャっと電話を切りました。
怒られるのが嫌なので、仕方がないので午後も受験することにしました。
(結果、2次試験に合格することができたのですが、この時に、メンターに電話していなかったら私の人生変わっていただろうなと思います)。
昼休憩は長い
お昼の休憩時間は長いので、お店でランチをしたり、コンビニに行く時間は十分にあると思います。私は、試験の日のお昼はいつも持参するようにしていますが、外食が好きな人などは、外に出る十分な時間があると思います。
午後からの試験
午前の試験で痛くなった腰をストレッチしながら、教室に戻りました。狭い机と椅子に再びうんざりしながら、お昼ご飯を食べたことで、トイレの不安が再びです。
午後は諦めムードでむしろリラックスして受験
午前中の出来に、すっかり諦めモードになってしまった私は、とてもリラックスして午後の試験に臨むことができました。
住んでいたマンションの学習室で、いつも過去問を解いていたのですが、まさにそこで過去問を解いているかのような気持ちになったことを覚えています。
まず、確実に解ける問題を回答してから、飛ばした問題を考えていると、残り30分ぐらいになってしまいました。
その後は、空白の答案を、「知っているけどまだ書いてない理論」などで適当に埋めました。
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
正直、午後の出来栄えにも全く自信がなく、絶望感いっぱいで帰路につきました。
終わってからの疲労感
試験会場の環境が悪くて、何より全身が痛かったです。
そして、絶望感いっぱいの放心状態で、全ての筆記用具を試験会場に忘れて帰りました。
シャーペンや消しゴムは諦めがつきますが、お守りのように大切にしていた2万円近い仕事用のボールペンまで。。
試験結果に響きそうな気がして(しないだろーけど笑)、試験会場に問い合わせることすらできませんでした。(小心者な私です笑)
帰り道は資格学校の勧誘合戦
行き道では、生徒の激励をしていた資格学校の人たちが、帰り道では勧誘合戦を行なっていました。
「試験受けてきた受験生を勧誘するな!」って思いながら、不合格だと思っていた私は、傷口に塩を塗られるかのような、とても悲しい気持ちになりました。そこから家までの道のりの記憶はありません。ぼーっと無意識に自宅に辿りついていました。
結果は・・
絶対に不合格だと思っていた証券アナリスト2次試験の結果をみた瞬間、本当に嬉しくて嬉しくて、母親に電話をしたことを覚えています。
当日の試験の出来に自信はありませんでしたが、
試験直前には、「これで落ちたら、アナリストの試験勉強ではなく、数学の勉強からやり直す必要がある」と思えるほどまで、勉強したことは事実です。
合格したことは、本当にうれしかったです。
2次試験までの勉強は本当に大変でしたし、試験当日も二度と受験したくないほどハードでした。
絶対に落ちたと思いながら、合格できた私が偉そうに言うことはできませんが、
今回の私の勝因は、
- 「これ以上、勉強することがない」と思えるほどまで試験勉強を仕上げたこと
- 解けない問題を2次レベル|捨てる問題でも点数を稼ぐ方法で埋めたこと
かと思います。
本当にハードな試験勉強と受験でしたので、「これ以上、勉強できない」というところまで学習を進めて、絶対に一回で合格して欲しいと思いました。
人気記事ピックアップ