「試験勉強」というと、机に座って、テキストとペンを持ちetc…とイメージされる方も多いかもしれません。確かに、ひと昔前であれば、二宮金次郎のように、忙しい合間をぬって、苦労しながら勉強することが美学であったのかもしれませんね。
しかしITが発達した現代社会においては、ノマド的に、どこにいても学習することができる環境が整っています。
今回は、このサイトのテーマでもある「効率的かつ効果的(楽して成果を出す)」な勉強方法の一つとして「耳を活用した勉強法」を紹介します。
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「耳」を活用した24時間勉強法
忙しい社会人にオススメする勉強方法の一つが「耳」を活用した勉強方法です。
私が証券アナリスト試験の勉強をしていた時は、覚えることや理論をスマートフォンに録音して、日常的に聞くようにしていました。
いつでもどこでも勉強をBGMに
「目」でする勉強と比べて、「耳」でする勉強は、一般的ではないかもしれません。しかし、隙間時間を含め、あらゆる環境で行うことができる「耳」での勉強を、忙しいビジネスマンこそ絶対に取り入れて欲しいのです。
確かに「目」でみる勉強法は、インプットできる情報量が多いメリットがあります。しかし、一方では、できる時間が限られているというデメリットもあります。移動中やランニングをしながら、本を読むことは不可能でしょう。そんな時に「耳」での勉強を活用して欲しいのです。
「耳」を活用した勉強方法は、移動中や手がふさがっているときなど、いつでも行うことができます。
仕事や勉強中に音楽を聞くと効率が上がることがあるそうですが、その音楽やBGMの代わりに勉強したいコンテンツの内容を流しっぱなしにします。
すると真剣に聞いていなくともなんとなくその内容が頭に入り、潜在意識に蓄積されていきます。知らず知らずのうちに聞き慣れたことが身についていくのです。
成功者たちも「耳での勉強」を取り入れています
ランチェスター経営で有名な竹田陽一氏は、プロのアナウンサーを雇ってピーター・ドラッガーの本を全て録音してもらい、繰り返し何十回も聞いたという逸話があります。
また、超エリートな私の友人は、大学の授業や公演を録音して3倍速で3回ほど繰り返し聞いているそうです。
参考までに、セルサイドアナリストとして仕事をしている私自身も、講演会やセミナー、IR説明会の動画などを倍速などにして、なるべく聞き続けるようにしています。
同じものを何回も繰り返し聞くことで、多様な見方、考え方を理解することができます。好きな音楽を繰り返し聞く要領で、学びたい学習を繰り返し聞いてみてください。
録音することでアウトプット
聞き続ける重要性
集中して試験勉強をしているとき、具体的には証券アナリスト試験の3ヶ月前からは、24時間、BGMとして聞き続ける勢いで、「耳」を活用してほしいと思います。
朝起きた瞬間から、寝る直前まで
歯磨きする時も、駅まで歩くときも、昼食の時間も、1秒も無駄にしない覚悟を持ってほしいと思います。
ただし、
リラックスしている時ほど記憶に残ると言われていますので、特別に集中する必要はありません。
何かをしながら、BGMとして流すだけでも十分に効果があると思います。
リラックスして、是非、学習BGMを聞き続けてください。