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では、早速!!
【90日前から50日前まで】
1次試験、2次試験とも、少なくとも90日前までには試験勉強をスタートさせましょう。ただ、50日前までは、リラックスして勉強に臨むことが大切だと思います。
決して手を抜くという意味ではなく、十分に真面目に試験を向き合う必要があります。
一つずつ暗記を積み重ね、完璧でなくとも頭の中に、たくさんの受け皿のようなボックスを増やしていくイメージです。
この時期に、身につけることが、最終段階の追い込みに効いてきます。実務経験が少ない人ほど、試験まで余裕のある時期に十分な基礎知識を身につけることが大切です。
(ただ、試験に合格するためだけの観点で考えれば、必ずしも十分に理解している必要はないのかもしれません。試験に合格するためのスキルを知っておけば、基礎知識がなくともアナリスト試験に合格することが可能です。特に二次レベル捨てる問題でも点数を稼ぐ方法。出遅れても諦めずに、合格を目指しましょう)
【50日前から20日前】
この1ヶ月が一番大切であるように思います。ひたすら五感を使って1秒も無駄にすることなく、病むほどに追い込みましょう。
- 起きた瞬間、何をしていますか?→勉強内容を録音したオーディオのスイッチを入れましょう。家を出る時、鍵を閉める時、時間を無駄にしていませんか?
- 仕事中にトイレに行った時、お昼休み、学んだことを心の中でアウトプットしましょう。頭と心さえあれば勉強は、どこでも、いつでもできます!
実務に生きる生きないは関係なく、試験のために行動する時期だと思います。
【20日前から試験前日まで】
試験まで3週間を切った後は、新しいことには手を出しません。 これまでの復習や覚えたことの確認、ミスを減らして、 最後にもう一周、仕上げて自信を持ちましょう。
私は、もう二度と試験勉強はしないという意気込みで、最後の1周はがっつりテキストや問題集に書き込みます。
最後まで間違えがあれば、赤色の油性ペンでテキストや問題集に書き殴ります。落ちてもこのテキストで勉強することができないところまで、ズタボロにします。
(試験に合格するためだけのスキルについては、改めて記事を作成したいと思います。)
以下、参考までに、準備編
テキストや問題集を分解
個人的にとても大切であると考える儀式が、真っ新のテキストを分解することです。とにかく重たいテキストを持ち歩いたところで、1日で勉強できる範囲は限られていますので、可能性な限り重さのストレスを解放することが重要です。
垂直にカッターナイフや包丁を入れると、バラけることなく綺麗に分解することがでします。私の場合、テープで補強します(後ほど写真アップします)。
また分解することで、小さな分野ことに精度を高めていけるメリットもあります。
恥ずかしければ、ブックカバーをかければokです。
写真やPDFアプリを活用
覚えることはスマホの写真やPDFアプリを活用しても良いと思います。私は、テキストをPDFアプリに取り込み、隙間時間に熟読していました。上記のテキストの重たさからも解放されますし、苦手な範囲を復習するのにも最適です。
(テキスト等の複写は、個人の良識の範囲でお願いします)。
切断した分野ごとに管理表を作成
科目ごとにA4の1枚の管理表を作成し、分野ごとに正答率を入力していくためのエクセルファイルを印刷します。
この勉強管理表により、進捗を見える化して、モチベーションを高めます。この管理表があると不思議と、マスを埋めたい感情に駆られて、一つの分野を解き切ろうという気持ちになります。
最後に
資格なんて資格にしか過ぎないし、何の役にも立たないかもしれません。
ただ、綺麗事ではなく勉強した過程、あるいは合格するためのスキルは、生きていくために役立つと思います。
しっかり知識を身につけるために証券アナリスト試験に挑戦すること、あるいは、要領よく試験に合格するスキルを身につけることができれば、仕事や日常生活における夢の実現に繋がるはずです。人の人生は、1日24時間、死ぬまでの時間が限られています。汗水垂らして努力することが美徳であると私は思いません。少ない時間、少ない投下コストで、最大のリターンを得ることが、重要であるはずです。