金融業界において評価の高い「証券アナリスト資格」。
まずは、第1関門となる1次試験の概要や試験対策について、お話しましょう。
証券アナリスト試験の受験生の方は必読ですよ!
Contents
証券アナリスト1次の試験概要や試験対策
「証券アナリスト試験を受験する」と決めれば、必ず主催団体である日本証券アナリスト境界の通信教育を受講する必要があります(TAC・大原などの資格専門学校に通う人もいますが、私は独学で簡単に合格できる資格だと思っています。)
1次試験に合格するための方法については、次の記事で詳しく説明しているのでご覧ください
➡️テキスト3冊を完璧に仕上げれば証アナ1次に独学合格できます!
この記事では、証券アナリスト1次試験概要と対策について、お話します。
アナリスト1次試験の実施時期・試験会場
証券アナリスト1次レベル試験は、年2回、春(4月下旬)と秋(9月下旬または10月上旬)に実施されます。
試験会場は、
- 国内(9会場):札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、松山、福岡
- 海外(3会場):ニューヨーク、ロンドン、香港
ですので、遠方の方は宿泊が必要になることもあります。私は、試験会場の近隣に住んでいましたが、スーツケースを持った宿泊組の方を多く見かけました。
春あるいは秋に3科目全てに合格すれば、翌年夏の2次試験を受験することができます。
経済・財務・証券分析は、分割して受験することもできます。また、不合格になった科目がある場合でも、合格した科目は数年間合格を繰越すことができますよ。
アナリスト1次試験の出題傾向と対策
- 第1次試験は証券分析業務に必要な基本的な知識および分析力を問うもの
- 択一マークシート形式で問題はテキストから出題
- 正解はひとつ(第2次レベル試験では正解が複数あることもある)
- 問題ごとの配点が表示されている
選択式・マークシート形式ですので、1次試験前、時間がない場合は丸暗記でも合格できる試験です。
(ただし、2次試験は理論・考え方を問う記述式の筆記試験ですので、1次試験の段階でしっかりと基礎的な理論を身につけおけば、次のステップに生きるはずです。)
3科目(経済・財務・証券分析)を分割して受験する人もいるみたいですが、私は3科目一括合格をおすすめしています。その理由は、次の記事で詳しく説明しています。
私は、次の記事で紹介している3冊のテキストを完璧に仕上げるだけで、1次試験に独学合格することができました。
➡️テキスト3冊を完璧に仕上げれば1次試験に独学合格できます!
あらゆる資格・試験に共通するポイントだと思いますが、広く浅く勉強するのではなく、良質なテキスト・問題集を厳選して徹底的に完璧に仕上げることが重要ですよ!
必需品「関数電卓・金融電卓」
以下は試験会場に必ず持参する筆記具等です。
- HBまたはBの黒鉛筆かシャープペンシル、消しゴム(ボールペン不可)
- 普通の電卓(加減乗除と√<ルート>機能のみ)、関数電卓や金融電卓も可能
- 試験中に使用できる電卓は2台まで
- ただし、記憶機能、通信機能を有する電卓は禁止
➡️文系でも余裕で合格できる証券アナリスト試験の攻略法でも紹介していますが、数学が苦手な人ほど、関数電卓あるいは金融電卓を購入しましょう。
このアイテム(関数電卓・金融電卓)の使い方さえマスター出来れば、誰でも証券アナリスト試験に合格することができるはずです。
私は、証券アナリスト協会が推奨(当時)していた以下の金融電卓を使用しました。私は、アナリスト協会から定価で購入しましたが、アマゾンでは安く販売されています。
(ただ、アマゾンのコメントを見ていると逆輸入品の場合もあるようなので、ご購入の前は十分にご確認くださいね。)
1次試験合格で検定会員補に登録できます。
第1次レベル試験の3科目全てに合格できれば、
名刺に「日本証券アナリスト協会検定会員補(Candidate for CMA :CCMA®)」
と書くことができます!
➡️【1次取得メリット】「検定会員補(CCMA®)」登録費用と方法
人気記事
➡️テキスト3冊を完璧に仕上げれば1次試験に独学合格できます!