多くの人は、アナリストとして働くためには、「証券アナリスト」試験に合格してアナリスト資格に合格することが、絶対に必要だと思われているかもしれません。
しかし、アナリトとして、投資家などの顧客に対して、業務を行なっていくために、必要不可欠な条件は、
- 証券会社などの自主規制団体 かつ
- 日本証券業協会の「証券外務員」の資格
です。
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「証券外務員」資格とは
有価証券など金融商品の売買、勧誘に当たる人を証券外務員と呼んでいます。
- 第一種証券外務員:デリバティブ(金融派生商品)を含む大半の金融商品をもうら
- 第二種証券外務員:デリバティブなどを除く金融商品を取り扱う
この証券外務員試験に合格し、証券外務員として日本証券業協会に登録しなければ、アナリストに求められる投資家に対する営業活動を行うことができません。
(ただ、この証券外務員試験の難易度は高くありませんので、心配する必要はないと思われます。)
証券アナリスト資格は十分条件
アナリストの仕事を行うために絶対に必要な「証券外務員」に対して、十分条件に当たるのが「証券アナリスト検定会員」です。
証券アナリスト(CMA:Chartered Member of the Securities Analysts Association of Japan)となるためには、
- 通信教育講座を受講
- 第1次、第2次レベルの試験に合格
- 証券分析の実務経験が3年以上と認定されることが必要
- (実務経験が3年に満たない場合は、日本証券アナリスト協会検定会員捕となります。)